院長の「なんていうか」日誌

みやけゆう歯科医院のオフィシャルページ

千と千尋の神隠し(2001年日本)

f:id:miyake-yuu:20190816231117j:plain

今日はテレビで「千と千尋の神隠し」を放映していた。、、

公開は2001年なので18年も前の作品であることに

あらためて驚くばかり。

 

18年前は自分の歯科医院をはじめて2年目。

映画を観に行く余裕もなく後からDVDを購入した口だが、

からしたら惜しいことをしたと思う。

 

言わずと知れた宮崎駿監督の作品で、

この作品だけで邦画1年分の興業を稼いでしまい、

同時期に公開された作品を食ってしまったことで

制作スタッフが困惑するという結果になった。

 

人気作品なので様々な解釈がなされているが、

この作品を「経営者目線」で観ると大変興味深いのである。

明らかに宮崎監督が『仕事と若者』を意識した作りであり、

湯婆婆のセリフは経営者的にいちいち御最も。

 

最後の銭婆のセリフも意味深である。

ラスボスのところまで行って何も起こらない。

「そういうものですよ」と宮崎監督は言うのだが、

ここでラスボスを倒しても何の解決にもならないことを

ラスボスが語っているのだった。

 

千が電車に乗るくだりで

三宅は泣けてどうしようもなくなってしまう。

 

18年か・・・。