院長の「なんていうか」日誌

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指パッチン

歯医者で『麻酔』というと

個人的に子どもの頃はメッチャ怖かった。

まさか自分がそれをする様になるとは、

夢にも思わなかった。

 

歯医者になって30年経っても、

局所麻酔をするたびに緊張する。

患者様の年齢に関わらずだ。

 

ところが、

歯医者が緊張しているにも関わらず、

常連のYくん(小学生)は麻酔をするたび

『指パッチン』をするのだ。

 

「パチン、パチン!」

 

何かリズムをとっているのだろうか。

 

緊張する歯医者に、

麻酔されながら指パッチンする小学生・・・。

客観的に考えると可笑しい。

すごく可笑しい。

どこかエレガントですらある。

 

 

「パチン、パチン!」

 

 

  

フォンダンショコラフラペチーノ

スターバックスコーヒーの新商品がこれ、

 

「フォンダンショコラフラペチーノ」

 

ケーキの一種『フォンダンショコラ』をイメージしたドリンクで、

一口目からフォンダンショコラのような素材感を感じられる」

との触れ込みだ。

期間限定なのでスタバに飲みに行った。

毎度のことである。

 

どれ飲んでみよう。

すっずっじゅっ・・・。

一口目からフォンダンチョコラというより、

チョコレートソースがズバッと出迎えてくれた。

なぜか懐かしい・・・。

 

ちょっと不思議な感じだが、

美味しいフラペチーノだ。

 

ふんだんにショコラの香りが立ち、

禁断なショコラな気がする。

判断に迷う、

でしょ、こらは。

 

もう一度言おう。

期間限定であると。

 

 

 

 

 

 

 

マスタードと和からし

どちらかといえばマスタードは好きだ。

辛いものが好きなわけではない。

 

ホットドックを食べる際に、

「マスタードはお付けしてよろしいですか?」と聞かれれば

「よろしくおねがいします」と云う。

サンドイッチなどにも薄くマスタードが塗ってあるのは

むしろ大好き。

 

しかし色は似ているが

『和からし』は苦手である。

歯医者になりたての頃に、

研修先のドクターに勧められた辛子蓮根を食べて

すっかりグロッキーになってしまったことがある。

それからは『和からし』は敬じて遠ざけているのだ。

 

そういう意味では

洋食の方が安全である。

和からしを味付けに使うことは

あまり考えられないからだ。

 

そもそも調味料がなくても

大体のものを食べてしまう三宅なので、

マスタード好きとも

言えぬのかもしれぬ。

 

 

 

雪山

昨日から天気予報では

「天候が荒れるため買い置きをしておく様に」などと

盛んにアナウンスされていた。

オホーツク地方で20センチは積もると予想されていたが、

たぶん10センチも降らなかったのではないか。

 

いやいや助かったのである。

それでも少しづつ降った雪で

駐車場は銀世界になり、

診療後に何回か除雪を行うことになった。

 

雪が降り終わってから除雪すると、

どうしても地面に溜まりがちになるので

少し積もっただけでも

極力除雪するのであった。

 

今日は雪を集めただけ。

あした雪山を作ります。

 

 

 

国家試験前日

「試験勉強してない・・・」

 

という夢を見てビックリして起きる。

そういう朝が続いているいる。

いい加減にしてほしい。

 

国家試験の勉強をしていない夢だ。

実際にそういうことはなかったのに

30年前の不安の夢を見るなどとは、

どれだけ不安だったのだろう。

 

国家試験前日には

徹夜で勉強しようと目論んでいたが、

ちょっと仮眠をしたところ

朝になっていてビビったのは

本当である。

 

そもそも前日に知識を入れようと

すること自体誤りだったと思うのだが、

若さゆえか。

 

 

 

 

 

シン・ウルトラマン(2022年日本)※ネタバレ注意(映画の内容を含みます)

映画「シン・ウルトラマン」は2021年の公開予定であったが、

諸般の事情で何回かの延期の後、

昨年の公開となった。

 

不運な公開となったが、

公開されるとたちまち話題になって

興収40億円を叩き出す大ヒット作となる。

 

        ◆

 

近未来の日本。

度重なる正体不明の巨大生物禍威獣カイジュウの出現に、

日本政府は特務機関「禍威獣特設対策室(禍特対カトクタイ))を設立した。

 

禍威獣「ネロンガ」に対処している禍特対は

ネロンガに成す術がないなか、

突然大気圏外より飛来した火球が地表に激突。

その後人の形をした巨大生物が現れ

あっという間にネロンガを倒してしまう。

 

日本政府はこの人型生物に『ウルトラマン』と

名前をつけるのであった・・・。

 

         ◆

「シン・エヴァンゲリオン」「シン・ゴジラ」に続く

シン・シリーズ第3弾がこの映画だ。

往年の特撮番組を現代に起きたこととして

再構成したという感じだろうか。

 

シン・ウルトラマンのデザインはカラータイマーがない。

もともとウルトラマンのデザインには

カラータイマーはなかったのだが、

テレビ局の判断で信号機を付けたのだという。

これを今回の映画ではオミットし、

本来の姿に戻したのだそうだ。

 

劇中には様々な小ネタが

これでもかと散りばめており、

特にウルトラマンを観ていた世代には

グサグサ刺さること間違いない。

「観たかったのはこれだ!」と。

 

特質すべきはCGの出来だ。

国内外で過去の作品をCGでリメイクするのが常套であるが、

多くの場合は過去の作品を乗り越えることはあまり見られない。

言葉が悪いかもしれないが『劣化』してしまうのだ。

 

しかしこの作品はCGらしさは残るものの、

優れた質感・スピード感を実現させている。

よほど監督がしっかりしていないと、

こうはならないだろう。

 

オリジナルシリーズの第18話「遊星から来た兄弟」が

映画中盤でリメイクされている。

オリジナルでも相当に凝った話であったが、

この映画でもスピード感ある優れた演出であり、

CGであっても本物のウルトラマンにしか見えずに

いたく感激して泣いた。

 

登場する人物や敵対する外星人には

斎藤工氏や長澤まさみさんなど、

端役までトップクラスの俳優が続々登場して

ビックリさせられる。

 

特に長澤まさみさんには

驚く様なシーンがあり、

ウルトラマンを観た人(第33話「禁じられた言葉」)なら

思わず唸る様な映像が繰り広げられるのだ。

逆に考えるとこれを現代の映画でやってみようと

思ったところがすごい。

しかもトップ女優で・・・。

 

『シン・ウルトラマン』は優れた映画だ。

日本の特撮作品に対するラブコールでもあろう。

過去の作品を大切にしながら、

現代風にアレンジし成功している。

かといって予定調和でもない。

 

三宅のテキトー演算では、

いずれ『シン・ウルトラセブン』が

制作されると踏んでいる。

シン・ウルトラマンを観て確信を得た。

 

いやいや、お願いしますよ。

 

 

 

 

 

 

 

ロボット薬局

すこし畑違いなのだが、

ある薬剤師の先生が書いた本を読んで衝撃を受けた。

近い将来に全国の薬局は

通販業者の参入によりほとんど

廃業に追い込まれるという趣旨の本だからだ。

全国各地の書店の様に・・・。

 

著者はそれに対抗すべく

薬剤師の仕事のあり方に

新しい展開を模索しているのが

この本の成り立ちだ。

薬の管理や調合などをロボットにさせて、

薬剤師本来の業務を深化させるべきと

著者は力説している。

 

この本にあるように

薬局が衰退してしまうかは

諸説あるだろうが、

視点のつけどころが優れていて

とても参考になる。

 

流石に歯医者は

ロボットにはさせられないだろうが、

広い視野を持つことの大切さを

意識せずにはいられなかった。

 

ロボット歯医者・・・。

ちょっとカッコいいが。