院長の「なんていうか」日誌

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祝賀会

先の土曜日は
昭和大学小児歯科学教室の教授、
井上美津子先生の祝賀会であった。


三宅が北見で「小児歯科」と
看板に標榜する事ができるのも
井上先生のおかげといっても
過言ではない。
その井上先生の祝賀会に
参加しない訳には行かないのである。



(中央席にいらっしゃるのは教授クラスの先生方ばかり)



会場に到着するやいなや、
「三宅先生に挨拶をお願いしたいのですが・・・。」と
うら若き女性医局員からお願いされてしまった。
100名もいる大勢の人前で話すなどと、
ただでさえ口下手な三宅なのに・・・。
どうしてお鉢が回ってくるかといえば、
昭和大学小児歯科学教室に在籍する者の中で、
最も北の果てで小児歯科を行っているのが
三宅だからである。
つまりは紹介しやすいのである。
「本日、遠くは北海道から
いらしております三宅先生にご祝辞を・・・。」
と相成るのだ。



2年上の先輩からよく
「三宅節」と揶揄される
三宅の祝辞も無事終わり、
ようやく辺りを見回す余裕ができた。
珍しく三宅の同期生も1人おり、
三宅が小児歯科を習った先生方が
多数いらしていたので
同窓会のような祝宴であった。




井上教授とは祝賀会でそれほど
話す事はできなかったが、
2次会へ参加。
目黒の小さな居酒屋で
部屋に入りきれないほどの
研究生や医局員が参加し、
入りきれなかった若手は
帰されたと後から聞いた。



こういった2次会は
知恵とコネの宝庫である。
いるだけでも御利益が
あるものなので、
若手には申し訳ない半分
もったいないとも思う。



もはや北海道には帰れない時間、
祝賀会の行われたホテルで
3次会が開かれた。
井上教授にしても雲の上のお方だが、
その雲のちょっと下にいる、
医局創設の頃にいた重鎮の姉弟子しか
集まらない中に三宅は参加してしまった。
詳しくは書けないが、
サメのうようよする海原に、
公園で乗るような小さなボートで
出港した様な気分であった。
写真など、撮れようはずもない。



しかし、得たものは大きい。
小児歯科医たるエネルギーを
充電して帰ってきた。
井上先生から
「論文を書くように。」
と宿題を戴いてしまったが・・・。



ありがとう先生方。
また学会でお会いましょう。