先の週末の研修先である築地のそばに、
聖路加国際病院がある。
昨年もこの場所で研修があったので、
昼休みにウロウロしていたら、
知らずにこの病院の前にいたのである。
かつて云われた「成人病」という呼び名を、
「生活習慣病」に変えたのは
この聖路加病院がさせたのだと聞く。
なんて影響力があるのだろうか。
「人間ドック」をいち早く取り入れた
評判の高い病院だと聞いていたので、
田舎者は興味津々である。
聖路加国際病院といえば
高齢かつ現役の
日野原重明先生が
理事を務める病院でもある。
- 作者: 日野原重明
- 出版社/メーカー: ユーリーグ
- 発売日: 2001/12
- メディア: 単行本
- 購入: 9人 クリック: 228回
- この商品を含むブログ (39件) を見る
ウワサには聞いていたが、
病院内に入るとビックリするのだが、
ほとんど高級ホテルの様相である。
人が病気になり病院にかかる時の
不安はえも云われないものであろう。
ここにはそれを和らげる何かがある。
ロビーを歩きながら
またもや夢想に陥る。
「・・・こういう歯科医院はどうだろう。」
しかし、こういう歯科医院は
すでにいくらでもありそうだ。
三宅が思いつくぐらいなのだから。
病院の隣には聖路加看護大学が
併設されている。
そしらぬ顔で警備員に会釈しながら
大学の入口を通ると、
正面に聖堂らしきものがあり、
幾人かの女性が祈りを捧げていた。
病院名は、新約聖書の中の『ルカによる福音書』
から来ているのだという。
本当は『聖ルカ国際病院』である。
しげしげと覗いているうちに、
休み時間がなくなり
研修会場まで走った。