院長の「なんていうか」日誌

みやけゆう歯科医院のオフィシャルページ

「ヘアスプレー」


2007年に公開されたアメリカの映画。
みやけゆう歯科医院に
いつも治療で来ている
6歳の女の子が好きな映画だと
言っていたので三宅もDVDを購入した。


全編ノンストップに歌とダンスである。
ミュージカル映画ともちょっと違うと思うのだが、
もともとは同名のアメリカ映画のリメイクで、
その映画をミュージカル化し、
ブロードウェイで人気になったものを
映画化したという変わった歴史を持つ映画だ。


時は1962年、アメリカ・ボルチモア
主人公[トレーシー]はダンスに夢中な女子高生。
夢はテレビ番組「コーニー・コリンズ・ショー」に
出演して、あこがれの男子[リンク]と踊りたい。
ある日オーディションの募集があり、
トレーシーは親の反対を押し切ってテレビ局へ向かい、
見事レギュラーの座を射止めるが・・・。



オープニングからエンディングまで
歌、歌、歌である。
しかも歌う人は<当然だが>プロばかりで、
歌がヘタな人は誰も出ていない。
60年代のサウンドに乗ってガンガン歌ってくる。
惚れ惚れするほど上手い人ばかり。
監督が振付師でもあるので、
劇中のダンスの量が半端ではなく、
高度なダンスの連続である。
歌もダンスも情報量が多く、
とても1回観ただけでは堪能しきれない、
恐るべき映画だ。



三宅が気に入った人は[シーウィード]役の
イライジャ・ケリーという黒人俳優である。
トレーシーが尊敬する同級生シンガーだが、
甘くとろけるような歌声でワクワクする。
真の主人公(?)は母親の[エドナ]である。
見せ場ばっちりで歌もうまい。
役者は有名人であるが、
ここでは名を伏せる。
じかにご自身の目で見て欲しい。



観れば、なるほど子供でも楽しめる映画である。
人種差別など暗いテーマも入っているが、
こういった映画を作れるハリウッドの力は
やはり本物だ。




ちなみに次週、みやけゆう歯科医院で上映予定である。
音はないのであるが。