院長の「なんていうか」日誌

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夏のセミナー


昨日参加した夏のセミナーは、
三宅が毎年参加するもので、
主に歯科の臨床とは一線を画し、
歯医者として幅を広げるための
セミナーである。
もともと“おのれ”の幅が狭いので、
年に1度でも他業種の方の
お話を聞くのが良いだろうと
上京したのである。



今回の講師は「加藤俊徳(かとうとしのり)先生」。
医学博士の加藤先生は脳機能生理学の第一人者である。
MRIで脳を撮影し、その画像より
脳の機能について科学的根拠を持って
解き明かすものである。
ここで新しいのは、加藤先生が診るのは
「病気になった脳」ではなくて、
「健康な脳」を診査する事である。
ご存知のように脳には場所によって
行われている仕事が違う。
考えるのは脳の先端だし、
歯であれば左右の耳の上あたりに管理する場所がある。
また、左右の脳でもやっている事が違うのだ。
それをMRIを使う事で、
その人物の得意、不得意な事までわかるのだそうである。
どうやら性格もわかるらしい。



加藤先生の話に因ると、
脳はいくつになっても成長を続けるのだそうである。
可能性を限局するのは他ならぬ、
自分自身ではないか・・・。
なんだか耳の痛い話でもあった。



講演後、いそいそと名刺交換をしに行った。



一度、自分の頭の中をMRIにかけてみたいものである。
シワが少なかったらどうしよう・・・。





帰りの機上から見る景色は
また格別であった。
太陽が傾き河川を照らして
金色の龍が天に登るかのようだ。
千葉の我孫子の辺りか、茨城か・・・。


またもやラッキーな気分である。


龍は、
「陽気を根本に、成長発展を目指すエネルギー」
を表すと昨日のセミナーで教わった。
いくつになっても成長出来るというのは、
耳も痛いが、人生の半分を過ぎた三宅に
大きな励ましとなった。



ありがとうございます。