院長の「なんていうか」日誌

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靖国神社

過日の研修の際、
昼休みの時間をぬって
会場近くの靖国神社に出向いた。


会場から歩いて5分程の場所にある神社である。
建立は明治2年というから
平安時代から残っている社寺仏閣からすれば
比較的新しい神社ということになろうか。



神社の塀沿いに歩いていたら
突然に蝉の抜け殻が降ってきて
えらくビックリした。
三宅は見たままの通り小心者なのである。
しかも虫がコワイ。



北海道にもセミはいるのだが、
関東以西のようにわんさかはいないと思う。



神社の門に着くと、
狛犬のお出迎えがあった。



右側の阿形(あぎょう)の「あ」




左側の吽形(うんぎょう)の「ん」


言葉の始まり「あ」から終わりの「ん」まで、
森羅万象を収める意味があると
学生時代に聞いて感心した。
仁王様から始まる「阿吽の呼吸」の
はじまりである。
ちなみに狛犬は架空の動物で犬ではないそうだ。






100年にも満たぬ神社といっても
境内は荘厳な空気がみなぎっている。
思わず背筋が伸びてしまう感じだ。





外国人観光客らしき人も多かった。
ちょっとカジュアルすぎやすないかと、
いらぬ心配をしてしまう。




本殿の写真を写すのは
流石に気が引けたので止めた。
ものすごく大きく深い本殿だった。
お参りの仕方も掲示されている。
お賽銭を入れ、
その通りに従ってお参りする。
だれも先を争って祈る人はいない。
正月でもそうなのだろうか。



日本人のお賽銭の平均は
20円にも満たないと訊いた事がある。
不況といってもそれでは
八百万の神様も大変なことだろう。
平均のン十倍のお賽銭を入れ、
皆様の健康を祈ってきた。





帰り道、
先ほどのセミの抜け殻を
持ち帰ろうと探したが、
とうとう見つける事は
できなかった。