北見市に歯科衛生士学校が出来るのである。
この話をはじめて聞いたのは、
5年ほど前に大学の講師から聞いたのだが、
にわかには信じられなかった。
北海道にある既設の衛生士校は、
札幌、旭川、函館、小樽、恵庭である。
小樽と恵庭はいうなれば札幌圏であり、
どこも決まって都市部である。
北海道にはさらに帯広、釧路という
大きな都市があり、
北見市の規模で衛生士学校が
出来るとは考えるに難かった。
曲折が有って北見に衛生士校が
出来るようになったのだが、
北見地区の歯科医院にとっては
白眉な話である。
三宅はどちらかというと
この業界の情報に疎い方だと思う。
しかし、その三宅にも衛生士校の
話が聞こえてくるので、
活発な動きがあるようだ。
それもそのはず、
来年開校だから当然である。
昨日、新しく出来る歯科衛生士学校の
主任教官がみやけゆう歯科医院を訪問し
挨拶に来てくれた。
みやけゆう歯科医院はその学校の
実習先として名乗りをあげており、
三宅は小児歯科の担当になっているのである。
主任教官の先生は、
「シラバス(講義の要目)をお願いします。」と
お願いされた。
そういえば、講義をする以上、
そういった準備が必要である。
呑気に構えている場合ではないのである。
それにしても
口下手な三宅が8時間も
講義をしても良いのかナァ。