院長の「なんていうか」日誌

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研修の終わり

昨日行われた
みやけゆう歯科医院の予防歯科
研修は無事に終了した。






午前中は歯科衛生士による
症例発表であった。
日々診療している中で、
あらためてその診療内容を
振り返る事は重要である。
しかも、
自分の歯科医院以外の人に
見せる事が大切である。
講師の先生の言葉を借りれば、


「俯瞰(ふかん)してみる。」


飛ぶ鳥が高い視点で大地を見るように、
すこし距離を持って
自分の仕事を振り返るのである。





今年のテーマは
「いかに上手に歯石を取るか」であった。
頑固に歯に付いてしまった
歯石を取る事はどうして難しい。
健康な歯や歯ぐきをキズつけては
いけないからだ。




講師の先生が
迷う事なく歯石を探知して
取り除いて行く様を見ると、
「流石!」と唸るしかない。
プロ中のプロなのである。




口の中のトータルな
クリーニングに関しても
実際に行って頂き見学する。
前にも書いたが、
歯科衛生士は口の中を
きれいにするのが仕事である。
クリーニングするとどうなるのかを
知っていなければならぬ。





見学の後は実習を行った。
三宅が実習を覗くと
歯科衛生士の手が止まる。
上手くいっているかどうか
見なければ分からないのだが、
嫌なようである。
気持ちは分かりますが。




研修後、3年6回以上の参加者には
修了証が授与された。
その証書が何かをしてくれるのではないが、
確かに学んだ時間を示すものである。
これからも頑張って欲しい。



さあ、次の目標に向かってガンバロウ。
(ちょっとレトロな言い方。)