「オホーツク木のプラザ」は
平成8年にJR北見駅の南側に出来た
地域の林業や木工産業を住民に紹介する
施設である。
贅沢で意匠性の高い建物は
内部に大きな展示スペースを持っている。
オープン当初は木で出来た
テーブルやイスの展示だけであったが、
近年になって「木育」と称して
低料金で子供たちに開放している。
先の日曜日に、
三宅の子供たちを連れて
この施設に遊びに行った。
展示場の内部の窓側に設けられた
木造のスロープでは多くの子供たちが
走り回っている。
遊ぶ場合はすべるので、
靴下を脱ぐよう指導されている。
子供たちといっしょに靴下を
脱いでいたら、
成人で靴下を脱いでいたのは
（走り回っていたのは）
三宅だけであった。
ひたすらすべり台をする子供。
ひたすら積み木を積む子供。
ひたすらケータイを打つ親。
と、各々自由な空間である。
低年齢児を持つ親にとって
雨の日でも遊べる施設は
有り難いものである。
北見には今までなかったのだ。
それにしても、
三宅はここにいる間、
ずっと同じ事を考えていた。
「こんな待合室にしたらどうだろう。
木のすな場
