院長の「なんていうか」日誌

みやけゆう歯科医院のオフィシャルページ

窓辺の人


大阪への行程はその距離から
飛行機を用いる。
出張では1人寂しく
飛行機に乗って出掛けるのだが、
家族がいっしょだと
にぎやかでありがたい。
ありがたいのだが一つ
困る事がある。
窓側に座れないのである。


最近北見歯科衛生士会の斉藤さんと
会食をした際にも斉藤さんを
座席の奥に座らせお話をした。
女性や大切な人を通路より奥に
座らせるというのは、
マナーというか、
【おもてなし】たる接遇において
基本中の基本である。



全く同じ理由で飛行機の座席に
乗る際には子供が奥の席、
つまり窓側の席に
座る事になるのである。
今回、娘が座席に着くやいなや、
まず窓の日よけを下げてしまった。


なんたることか。
窓の外の景色を楽しむ事や、
整備員の方々に手を振る権利を
放棄しているのである。
さしたる関心がないのだから
致し方ないのだが、
出張の際に窓側であれば
殆ど窓に張り付いている
三宅からすれば
「もったいない」としか
言い様が無い。



(娘に『無理に』写真を取らせた窓の外)



今回、座席の関係で
三宅は通路を挟んで
1人座席側に座る事になった。
三宅の隣から窓側に座ったのは
壮年のご夫婦で、
窓側にはご婦人がお座りになった。
やはり基本中の基本である。


ご婦人が日よけを
下げる事はなかったが、
お疲れの様子で
目をつぶったまま
窓の外を眺める事も
無かったようである。
人様の窓の扱いにまで
ケチを付けようというのも
失礼な話しであるが、
やはり「もったいない」気がする。



悶々としても栓無き事なので、
せっせと機内サービスを行う
乗務員の方々の笑顔で癒されるとしよう。



でも、
もしかしてイヤな客?