院長の「なんていうか」日誌

みやけゆう歯科医院のオフィシャルページ

本屋での話


みやけゆう歯科医院の
待合室と予防コーナーには
雑誌が置かれている。
この品揃えや陳列の
やり方は北見にある
ドルトンという喫茶店から
頂戴したものである。




三宅が患者様から、



「スタッフの方が本を買ってくるんですか。」


と、よく訊かれるのだが
雑誌の購入は基本的に
三宅が行っている。
もし、待合室に古い雑誌があったら
それは三宅が買い忘れているのである。



昨日のこと。
いつものように雑誌を購入しようと
レジに運んでいくと、



「あの・・・、いつも見ています。
 あの映画観てみようと思います・・・。」



「・・・・・。」



思い掛けない本屋の
お姉さんの言葉に
目が点になった・・・。
このブログを見てくれている
というのである。



雑誌を買えば当然領収書を
もらうのだが、
その本屋のお姉さんは
みやけゆう歯科医院を
憶えていてくれて、
名乗らずとも領収書を
用意してくれる
ありがたい方である。


その本屋に三宅が行けば
いつも笑顔で会釈をしてくれる
お姉さんから言われたので
かなり動転してしまった。



「いつも楽しみにみています。」



さらにダメ押しで三宅は赤面になり
その彼女も赤面になり、
領収書の準備をしながら
こう続けた。



「いつか言おうと思って・・・。」



もはや三宅は身悶えるしかなかった。
赤面したままクネクネしていると、


「なにやってんの。」


と息子が訊く。




「いや・・・。」