院長の「なんていうか」日誌

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スター・トレック(2009)


三宅の生まれた1966年に
アメリカで放映されたテレビドラマ
スタートレック(邦題:宇宙大作戦)」は
全世界にファンを持つ有名な作品である。
最近のハリウッドの流行である
[ビギンズ:はじまりの物語]として
過去の俳優を一新してリメイクされたのが
今年公開された「スター・トレック」である。

       ◆


主人公カークはトラブルの絶えない男。
彼は父親の影響で惑星連邦の士官になるが、
上官であるバルカン人のスポックは
論理を重んじる堅物で、
二人はことごとく衝突する。


タイムスリップで100年未来から来たネロは
母国を失った復習に燃え
惑星連邦の星々を次々に襲う。
バルカン星から緊急救難信号を受け
航宙艦「エンタープライズ」で発進する
カークとスポック達。
彼らが目の当たりにする
ネロの恐るべき計画とは・・・。


       ◆


全編アクションの
エンターテイメント映画である。
三宅も手に汗握った。
かといって宇宙船や戦闘シーンで
SFコテコテかと言えばそんなこともなく、
カークとスポックを中心に
個性豊かなキャラクター達が
人間ドラマを繰り広げる力作だ。



三宅が小学生の頃、
北海道では日曜の正午から
スタートレック]は再放送されていた。
三宅は毎週楽しみに観ていたのだが、
父はSFがさして好きではなく
「またこれか」と
嫌がっていた記憶がある。


それでもめげずに
三宅はその後の映画化された作品も含め
ほとんど観ているのである。
しかし三宅は[トレッキー]などど称される
マニアではない。




この映画はそのTV版を知らなくても
なんの問題もなく楽しめるが、
知っているとますます
楽しい仕掛けが満載である。


劇中のカークの士官試験のシーンなど、
過去の作品を観ていると
「おお」と唸らずにはいられない場面が
しばしば登場する。
三宅が「おお」と言う度に
隣で見ている家人がビックリするのは
ご愛嬌である。



新進気鋭の監督エイブラムスは
旧作のファンから観た事のない人まで、
幅広い観客層に訴える作品づくりに
成功していると思う。



三宅がマニアックで面白いと言っているのか、
全米で人気を博した本物の大作なのかは
ぜひ、あなたの目で確認して頂きたい。
冒頭からドキドキすると思うのだが。


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