院長の「なんていうか」日誌

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カナダのクリスマス


北見は少子化のせいか
年々おもちゃを扱う店が減り、
電器店に併設されたものか
ショッピングセンター内の
1コーナーだけとなってしまった。


それでも、
クリスマス前の玩具売り場は
どこもごった返し。
目を輝かせておもちゃを
抱える子供達や、
どうみてもおもちゃ売り場には
不釣り合いな格好の父親と思われる男性が
[リカちゃん]コーナーを
うろついていると
心の中で応援してしまうのであった。



今から20年近く前、
三宅はスノーボードに取りつかれ
冬場になると山から山へ繰り出していた。
最たるものはこのシーズンに
休みを取ってカナダまで
スノーボードを担いで遠征までした。
今思えば「よくやる」と思うが
それほど入れ込んでいたのである。



カナダの[ヒントン]と言う小さな街で
三宅はクリスマスを迎えた事がある。
23日くらいから
街はお祭り騒ぎで
大型ショッピングセンターは
カナダ人でごった返していた。
ところが24日の午後にもなると
多くの店がぱったり閉店し、
街は静まり返った。
全くどの店も開いていないのである。



日本で言うと正月の感覚であろうか。
もっとも近年は大型スーパーや
コンビニが正月でも開いているので
ちょっとピンと来ないかも知れない。
三宅の小さい頃は
1月3日まではどの店も
休んでいたのだ。



今や贅沢になってしまったが、
あの<おごそかな>クリスマスを
もう一度、過してみたいものである。