院長の「なんていうか」日誌

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幼稚園の歯科健診


今日は待ちに待った
幼稚園の歯科健診であった。
三宅は小児歯科の専門医であるが、
幼稚園の園医になるチャンスは
今までなかったのである。


なにぶん初めての
幼稚園の健診だったので
朝から緊張して5時に
起きてしまった。



前任の歯医者は
この幼稚園の園児180名の健診を
1時間で行っていたという話だったが、
三宅には到底無理な時間である。
幾度となく園の先生に、
「時間がかかるかも知れません。」
と念を押さずにはいられなかった。


三宅が担当する小学校と同じように
子どもを座らせて診るのではなく、
仰向けに寝かせて行いたいという
三宅の希望も
快く了解してくださった。



健診の始めは園児も
三宅も緊張が見られたが、
すぐに解れた。
子どもの口を診るという事は
三宅にとって楽しい仕事である。
時間の感覚もないまま、
園長先生が、


「はい、お疲れさまでした。」


と声をかけてくださったが、
正直「もう終わりなのか」と
寂しい気持ちであった。


終わってみれば健診に
かかった時間は2時間半。
前任の2.5倍である。
少々幼稚園に迷惑をかけたかも知れぬ。
改善点もいくつか認められたが、
来年の課題としよう。




ああ、楽しかった。