院長の「なんていうか」日誌

みやけゆう歯科医院のオフィシャルページ

三宅の一番長い日


今日は主任歯科衛生士の
[ささき]が急な用で
仕事を休んだ。


みやけゆう歯科医院の
オープニングスタッフだった彼女は、
なんていうか「生き字引」であり、
伊達に主任の肩書きを持っている
人物ではないため、
休むと言う知らせが入ると、
院長としては
緊張せずにはいられないのであった。


それは他のスタッフも
同じだったのだと思う。
三宅など普段より1.5倍も早く
院内を小走りに動き回っていた。



不思議と[ささき]が休む時は
予約のキャンセルが多い。
きっと風の知らせに
人気のある歯科衛生士が
いない雰囲気が流れるのであろう。
しかし、
今日はキャンセルと同じ数だけ
急を要する患者様からの連絡があった。



きっと三宅の髪の毛は逆立ち、
鬼神の如き働きだった。
近年の表現で言えば
スーパーサイヤ人』の如き
スピードと力技で
飛び回っていた様に
見えたに違いない。



かくして三宅の長い一日は終わった。
[ささき]に限らず、
誰一人休んでも大きな影響のあるのが
歯科医院の仕事なのだった。


ここは建物や三宅を指すのではなく、
全員で『みやけゆう歯科医院』なのである。