みやけゆう歯科医院の
待合室に置いてある本は
90%が北見市の行きつけの
本屋で三宅が購入してくる。
雑誌などは三宅による
厳しい審査を受けて
待合室に出されるのだが、
本の内容が思わしくなければ
翌月に更新されることはないのである。
そんな訳で
本屋に出向く時は
気合いを入れてウロウロしている。
流石に婦人雑誌のコーナーを
ウロつくのは女性の目もあって
最初は恥ずかしかったが、
もう10年以上毎月通っているので
三宅は慣れてしまったのだった。
行きつけの本屋のお姉さんは
三宅が「領収書を・・・」と
言わずとも領収書を切ってくれて
にこやかにこう言った。
「( ^∇^)ブログ、毎日楽しみにしています。」
「(〃∇〃)いやー、すいません。すいません。」
ありがたや、ありがたや。