ロジャー・ラビット（1988年アメリカ）

ここはアニメのキャラクターが
「実在している」という設定の
1947年、ハリウッド。

人気映画スターの
［ロジャー・ラビット］は
殺人事件の犯人として
指名手配されてしまう。
私立探偵のエディは
アニメキャラクターに
関係したくないのだが
ロジャーに巻き込まれてしまうのだった。

バック・トゥ・ザ・フューチャーを制作した
ロバート・ゼメキス監督が制作した作品で、
伏線とその回収は見事に行われる。
見どころはアメリカのアニメ作品の
多くのキャラクターが制作会社に関係なく
画面に登場する事である。

ミッキーマウス
ドナルドダック
ピグレット
メリーポピンズ
バックスバニー
ヨセミテ・サム
ウッドペッカー
ベティ・ブープ
フィリックス　

などなど数えるのが大変である。
ミッキーなどは
黒目から白目が入った時期が
1939年〜1953年の間なので
時代考証にぬかりはない。

ディズニー作品ではないのだが、
東京ディズニーランドにある
トゥーン・タウンの元ネタは
ロジャー・ラビットなのであった。

今日WOWOWで放送されていたのを
家族で観ていたが、
これは大人向けの作品である。
マニアックな意味でも
楽しめるのは大人であろう。

どうやら続編が計画されている様子である。

ロジャー・ラビット [DVD]