三宅は雑貨好きなのであるが、
雑貨屋に行けば
必ず探すものがある。
それが「ソープ・ディスペンサー」だ。
日本語で言えば
[液体石けん入れ]か。
これが好きなのである。
全て樹脂のボトルではなく
基本的に[瀬戸物]を好む。
あのソリッド感がたまらないのであった。
医院の手洗い用のディスペンサーも
1年前後で替えてしまうので
スタッフも諦め顔である。
問題はスタッフにこう言われることで
明快になるのだった。
「先生、前の使わなくなったディスペンサー、
どうなさいます?」
どうしよう。