[玄米せんせいの弁当箱]の
第10巻が発売になった。
(とりあえず)最終巻である。
副題の『食べることは生きること』は
最終話の前・中・後編の3部作のタイトルだ。
玄米先生と師匠の茶花先生が
なにやら計画を立てている。
またもや「弁当の日」かと思いきや、
それはもっと壮大なものであった・・・。
作中に登場する[理想郷]は
「本当だったら良いのに」と思う。
そのストーリーの中で、
これからの日本に対し
提案がなされている。
「みんなで力を合わそう」という
作者・魚戸おさむ先生の
力強いメッセージがあるのだ。
しかし、
ついに終わってしまった。
「まだまだ続けて欲しかったのに」と、
勝手なことを想う。
たぶん、これで終わりではないと思うのだが。
1食目(第1話)「ありがとう」は
『弁当の日』を小学校で
してみようと教員の先生方が考える。
小学校の先生の1人[宇部先生]は
弁当の日を面倒に思うのだが・・・。
この話で玄米先生が述べることは
少々耳の痛い話であった。
料理を作ってくれた人に
感謝はあっただろうかと
問い掛けられる。
自分の母親や家人が読んだら
どう思うであろう。
劇中に登場する男の先生は
自分で料理を作ってくる。
その先生の名前は「三宅先生」であり、
意外にも[マイ包丁]を持ち、
作ってきたのは麻婆豆腐・・・。
まさか・・・ですよね、魚戸先生。
http://d.hatena.ne.jp/miyake-yuu/20100827/1282902064
過去ログ:麻婆豆腐
- 作者: 魚戸おさむ,北原雅紀
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2011/07/29
- メディア: コミック
- 購入: 2人 クリック: 3回
- この商品を含むブログ (5件) を見る