院長の「なんていうか」日誌

みやけゆう歯科医院のオフィシャルページ

「食べたかったのに」


その梅林公園で小学3年生ころの
父が遊んでいたら、
中学生の伯母が新聞紙にお好み焼きを入れて
公園横の道路を歩いて来た。


手に持つお好み焼きがおいしそうで、
父は伯母がくれるものと思って
彼女の前をウロウロしていたが、
ついに父に一口もくれる事なく
伯母が全部食べてしまったのだそうだ。


「あれは悔しかった」


そう父から聞いていたので、
岐阜に行った際に伯母にその時の
話を三宅が父と一緒に聞いた。


すると伯母はにっこり笑って
こう云った。



「あらー?そうだったかしら」