2013-05-28 「食べたかったのに」 その梅林公園で小学3年生ころの 父が遊んでいたら、 中学生の伯母が新聞紙にお好み焼きを入れて 公園横の道路を歩いて来た。 手に持つお好み焼きがおいしそうで、 父は伯母がくれるものと思って 彼女の前をウロウロしていたが、 ついに父に一口もくれる事なく 伯母が全部食べてしまったのだそうだ。 「あれは悔しかった」 そう父から聞いていたので、 岐阜に行った際に伯母にその時の 話を三宅が父と一緒に聞いた。 すると伯母はにっこり笑って こう云った。 「あらー?そうだったかしら」