みやけゆう歯科医院が開業した16年前の冬。
確か年明けに20センチ程の雪が降って
わずか一晩で駐車場がすべて埋まってしまった。
当時は[スタッフが除雪をすること]と、
三宅が代診時代にいた歯科医院と
同じ仕組みで運営されていたので、
スタッフが出勤するないなや
大除雪大会が始まった。
しかし診療時間までに除雪は終わらず、
当時の(今も)主任の[ささき]が
1人除雪と患者様の車の移動を請け負って
三宅と他の歯科助手たちを医院に入れて診療していた。
[ささき]が除雪を終えたのは昼近く。
その後彼女は手が震えて
しばらく診療補助に差し障りが出た。
この日は事なきを得たが、
16年後に思うに三宅は相当間抜けな院長だったと思う。
歯科衛生士の様なテクニシャンを
除雪の様な力仕事をさせてはいけなかったのだ。
今では用意してある除雪機を
どうして開業時から揃えなかったのかと思うが、
経験したからこその帰結であろう。
そして現在。
[ささき]がスケーラー(歯から歯石を取る器具)を
上回る重さのモノを持たない様にして頂いております。