院長の「なんていうか」日誌

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春の小児歯科で起きること


今日も快晴であった。
春らしくて良いのだが、
みやけゆう歯科医院の診察室内は27度を超えてしまった。


「暑い暑い!」


治療をしていた子どもが
ひっきりなしに云う。
仕事上『痛い痛い』というのも困るのだが、
『暑い暑い』はもっと困る。


子どもの治療の場合、
どうしても人を集めて手取り足取り行うので、
必然的にその場の室温は上昇する。
おまけにそもそも子どもは体温が高いので
『暑い暑い』と云っているうちに
さらに熱を発して自ら暑くなる。


ここで無口になっては
小児歯科医としてけしからんので、
なんとか話を続けるのである。


診療が終わってかれはこう云った。



「ああ暑かった、もう!」



今度はクーラーを入れます。