幼稚園か小学１年生の頃だったか。
父がジンギスカンを食べた後に、
その店の庭園で三宅の写真を撮っていた。
ところがこともあろうに、
「木に登れ」と父が命じたのである。
平成の今ならないことだが、
木登りする元気な子どもの写真を撮りたかったのだろうか。
今にしてみれば大した高さではなかったかと思うが、
とても怖かったことを思い出す。
その何年後かに家族で行った
ハイキングでも同じことが起こり、
三宅は『高所恐怖症』と云われるようになった。
医学的に正しいかどうかは知らぬ。
未だにさして高所は得意ではないが、
飛行機の上は平気なのであった。
高度がありすぎて感覚的に分からなくなるのであろう。
と自分で思う。
もっと高く。
