小さい頃に父親と喫茶店に行くと、
三宅が食べるのはスパゲティか
ホットドックであった。
日本で「ホットホットドッグ」と言えば
温められたソーセージをパンで挟んだものだが、
本来の英語ではドッグとはソーセージを意味する。
つまりは『暖めたソーセージ』そのもの。
パンは関係ないのである。
おまけに名前は英語だが、
日本でのホットドッグの味は豚がベースで
ドイツ型なのだそうだ。
なんだか面白い。
ホットドッグを食べる度に
父と一緒に行った喫茶店の情景を思い出す。
暖かなソーセージと暖かなキャベツが
とても美味しかったのである。