院長の「なんていうか」日誌

みやけゆう歯科医院のオフィシャルページ

『君たちはどう生きるか』


「この手紙、あんたのでしょ」


またもや母親がなにやら三宅の古いものを
ガサゴソと出してきた。
消印は昭和63年。
三宅が大学生のころ、29年前の手紙だ。


東京に住む叔母からの手紙であった。
叔母はよく手紙をくれたものだ。
今も大切に取ってあるが、
三宅が持っている手紙の束以外にもあったようだ。
思わぬところから出てきたなぁ。


29年ぶりに読んでみると、
親戚の事がたくさん書いてあって懐かしい。
あたかも自分がタイムスリップしたかのよう。
小さい頃は叔母の字が流暢すぎて読めなかったが、
今でも読むのに時間がかかる。


しかしよく読んでみると、
叔母は手紙の最後に本を紹介していた。
全く記憶にない。
完全にスルーしたのだ。
けしからん!


紹介されていた本は『君たちはどう生きるか』という
ジュニア文庫であった。
叔母からみたら大学生でもジュニアみたいなものか…。


そんなワケで29年して本屋に走り、
オススメの本をゲットした。
叔母はどういう思いで・・・。



ゆっくり読んでみよう。