院長の「なんていうか」日誌

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ナポリタン旅


「スパゲティ・ナポリタンは『ナポリ』で食べる事が出来ない」
そう聞いてショックを受けた事がある。


よくよく考えれば日本人の事だから、
戦後に海外から入ってきたスパゲティの調理法に
シャレた名前を付けたものかと思っていたが、
実際には明治にはすでに日本に存在していたのだそうだ。


自分がいつから食べる様になったかは記憶にないが、
小さい頃にはずいぶんと食べていた様に思う。
外食で食べる時と母親のつくろナポリタンの味が
ずいぶん違うのはどうしてだろうと
長年不思議に思っていた。
どうでもいい事ではあるが。


最近になって妙に『ナポリタン』を食べたいと思う事が多くなった。
ナポリタン風』ではない。
あの昭和のベタな『ナポリタン』である。
ところが意外に食べる事の出来る店は多くない様に思う。
平成の味になってしまっているのだ。
もっとも三宅の舌が変わってしまったという可能性も否定できぬ。


時は流れてゆくものだから、
小さい頃に慣れ親しんだ味が変化したり
なくなっていくのは致し方ない。
しかしそれ故に『あの』味が食べたくなるのである。



ナポリ探しの旅に出よう!(ウソ)