院長の「なんていうか」日誌

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ラ・ラ・ランド(2016年 アメリカ)※ややネタバレ注意


いくつかのTVでも取り上げられた
話題の映画『ラ・ラ・ランド』を観に行った。
それにしても三宅が映画を映画館で観たのは1年ぶりだ。
もっと観に行きたいところである。


        ◆


オーディション落選続きの女優の卵『ミア』と、
『セバスチャン』は売れないジャズピアニスト。
2人は何度も嫌な出会い方をしてそのつど衝突するが、
いつしか夢を語り合う様になる2人であった。


付き合う様になってしばらくして、
セバスチャンにメジャーバンドでの仕事の話が来る。
シンセサイザーを使う彼を見て困惑するミア。
その彼女もひたすらオーディションに落ち続けるが、
自作自演の芝居を計画する。


いつしかすれ違う2人だったが・・・。


        ◆


シリアスな恋愛ものかと思ったが、
映画冒頭からすっ飛んだシーンがあり
一気に飲み込まれた。
基本はコメディだと思うが、
理想と現実に翻弄される2人を観て
いつしか自分と重ねてしまう。


2人が恋に落ちる瞬間が絶妙!
ダンスや歌がすばらしく、
2人を応援しながら観ていた。
しかしすれ違う様になって苦しい自分。


ラスト15分に正直打ちのめされた。
悪い意味ではない。
あまりにもリアルでロマンティックで、
それでいて超々リアル。
どう言ったらいいか未だ分からないが、
ちょっと恐ろしいほどであった。
心に残る映画である。


映画館で観る事をお勧めしたい。
音楽というか『音』が重要だ。
サウンドトラックは即入手。



もう1度観ようか・・・。