院長の「なんていうか」日誌

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カンペの末


その昔。
三宅がローカルなテレビに出た時の話。


同業者からは『まさか』と言われたが、
市内のイベントのために
意を決して診療を休んでテレビ局に乗り込んだ。
申し込めば誰でも参加出来て
テレビに映ったのである。


たくさんの出演者の中で、
カンペを書かされた。
『こういうモノは自分で書くのか』と
少々面を食らったが、
お陰で自分の云うべき事を
再確認出来て良かった。


いざ放送が始まると
自分のボルテージが上がって、
時間の感覚が妙な事になる。
長くもあり短くもあるような
ブラックホール状態に。


果たして三宅の時間がやって来て、
カンペ通りにイベントの説明ができた!
汗だくである。
涙チョチョギレである。


ほっと一息ついたら
ディレクターが近づいてきてこう言った。


「今の音声が入らず放送に流れなかったので、
 もう一度お願いします」



マジかよ!