三宅が中学生だった頃、
食べたいものは肉、肉、肉であった。
そういう年頃だったのである。
『ビフテキ』という言葉が
今の若者に通ずるかわからぬが、
当時のメデイアではリッチな食べ物として
しょっちゅう登場していた。
特に牛肉のステーキなど憧れの的だ。
「しゃぶしゃぶ」もいい。
父と食べにいったのが今や懐かしいが、
三宅が相当お肉を食べてしまって父を困らせた。
ところが今の歳になると
どうしても肉を食べたいという気にならなくなった。
魚の方が体に合っている気がする。
しかしお肉を食べる人は
長生きだと聞いたことがあるなぁ。
食べに行くかなぁ。