三宅が小さい頃に
最も怖かったのはこのピラニアである。
「ピラニア」とはなんて恐ろしい響きであろう。
「間違ってアフリカの川に足を踏み入れれば、
たちどころにピラニアに噛み付かれ、
あっという間に骨だけになってしまう」
そういうイメージであった。
しかし大人になってから知ったのだが、
ピラニアがいるのはアマゾン川。
実際には臆病な魚で、
どう猛なイメージは映画によって
作られたものだという。
しかしそれでも水族館で
この魚を見かければ1歩引いてしまう。
イメージは怖い。
そしてまた、
歯医者の目で見れば
その歯並びが気になるのであった。