院長の「なんていうか」日誌

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シムソンズ(2006年日本)


連休中のテレビ番組を観ていると、
「道産子はカーリングしている場合じゃない」
などとお戯れなナレーションのある番組があった。
それにしても本当にカーチングのおかげで
この地域が有名になったものである。


そんな訳で話題のカーリングを題材にした
シムソンズ」をあらためて観ることにした。
もう12年も前の映画になったが。


         ◆


北海道の常呂町でひょんなことから
カーリングをすることになった和子。
チームを集めて試合を行うが惨敗する。
「1点取ろう!」とメンバーで力を合わせて、
曲折を経て皆が成長してゆく。


         ◆


シムソンズ」は実在したチームで、
1998年の長野オリンピックに出場したのだった。
その歩みを映画化したものである。
とは言っても実際より結構脚色されているようだ。


ロケは実際に常呂町北見市カーリング場で行われたので、
地元民からするとよく見た風景満載である。
常呂町の現存する喫茶店も登場するくらい。


なんたって映画内でLS北見の吉田姉妹が
チラッと映っているのが今となってはスペシャルなのだが、
なぜかこの映画が話題になることはない。
Why?


脚色はあっても常呂町を大切に写しているし、
青春映画としてちゃんと成立している。
観ていて爽やかな映画だ。


あえてツッコミを言えば、
シムソンズメンバーの北海道弁
うまく発音されていないのが惜しいところか。
コーチ役の大泉洋氏が流暢な北海道弁を話しているのに。
洋ちゃんは道産子か。


LS北見がオリンピックで笑いながら試合していた所以が
この映画からも垣間見えます。