Bao(バオ)は2018年にピクサーで製作された短編映画。
日本でも『インクレディブルファミリー』の
前座として公開されたものだ。
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ある日、主婦が自分で作った肉まんをを食べようとすると、
肉まんから鳴き声が聞こえて来てビックリ。
思い立った主婦は自分の赤ちゃんのように育て、
慈しむのであった。
しかし徐々に主婦よりも友達と出歩くようになり、
ついにはブロンドの彼女を家に連れて来てしまう・・・。
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この後に主婦のとる行動に驚かされるというか、
息を飲む。
ある意味怖い。
監督はピクサー初のアジア人監督で、
自分の体験をもとに製作したのだそうだ。
要するに『子育て』を肉まんを用いて
比喩表現しているのであるが、
なかなか面白いアイディアだと思う。
なぜ息子が肉まんなのか・・・。
この手のテーマはあまり
取り上げられることがないので、
すごく気に入った。
気に入ったが、2回目を観たときから
胸が締め付けられてどうしようもなくなってしまった。
主婦の行動が分かるのである。
やはり恐ろしい話だわ。