「はじめて見た・・・」
たまたま三宅が購入した往年のアニメーション、
「巨人の星」のDVDケースを見せたら、
スタッフが初見して驚いていた。
三宅が小学生の頃は
夕方5時半からしょっちゅう再放送されていた。
30分の作品が182話。
平日に再放送しても9ヶ月かかるのである。
再放送時に何回も見たはずだが、
実際にDVDを見てみると
ほとんど忘れていて新鮮であった。
新鮮というか、
どう考えても星一家はおかしい。
バイオレンスな父親と
それを泣きながらも同じ考えで支える娘。
やや反抗的だが正義感溢れる主人公は
上半身にいつもギプスを着用しており、
緊急の際にはギプスを外して驚く様な力で
問題を解決するのである。
ヒーローものだったのか・・・。
令和の世に再放送には向かない様に思われた。
父親の真似をして
視聴した子どもたちが
机をひっくり返す様になっても困る。
しかし昭和の時に巨人の星を見て
机をひっくり返す様なヤツはいなかった。
ところが観ているうちに面白くてワクワクした。
登場人物はエネルギーに溢れ、
むしろ人間味に溢れているのである。
なぜか中学生で車を運転する
好敵手がカッコ良すぎる。
いろんな意味で根性ものだなぁ。