三宅が小さい頃の話。
乳歯が抜けたら下の歯は屋根に。
上の歯は軒下に投げる様に兄に言われた。
三宅の場合、なぜかイトコの家に行っている時が多くて
イトコの家の屋根や軒下に乳歯を投たものである。
今はどうだろう。
たくさんの親に接すると、
多くの場合は自分の子の乳歯を保管する様だ。
ゆえに
みやけゆう歯科医院で乳歯を抜いた際に、
小さな歯の形をしたケースに入れると
大変喜ばれるのである。
このあたり欧米の習慣が
日本に入ってきているのであろう。
欧米のいくつかの国は
『妖精が枕元に置いた乳歯とコインを交換する』
という名目で乳歯と引き換えに
子どもに硬貨を与えているようだ。
親は乳歯をメモリーとして保管する。
しかしなぜか日本人は
硬貨との交換を行う様子はない。
妖精を信じていないのか、
国民性の違いか。
ドイツ人は『なにもしない』のだという。