King Gnuは若者が聞くロックグループかと思うが、
彼らの楽曲の『白日』を聴くと
なかなか味わい深いものがあって好きだ。
♪〜
戻れないよ 昔の様には
キラめいて見えたとしても
明日へと歩き出さなきゃ
雪が降りしきろうとも
彼らがどこの出身かは知らないのだが、
雪国で育ったものとしては
『雪が降りしきろうとも』というくだりが
ビビッとそそる。
♪〜
まっさらに生まれ変わって
人生一から始めようが
へばりついて離れない
地続きの今を歩いているんだ
彼らは何歳なのだ?
若者が考える歌詞とは思えない、
半ば絶望が程よく混ざる
壮年男性の感じ方に近い様な気がする。
それだけ人生経験を積んだのか。
♪〜
真っ白に全てさよなら
降りしきる雪よ
今だけはこの心を凍らせてくれ
全てを忘れさせてくれよ
・・・エモい。