院長の「なんていうか」日誌

みやけゆう歯科医院のオフィシャルページ

オノマトペ1978

f:id:miyake-yuu:20210512233805j:plain

スターウォーズの最初の映画が

日本で上映されたのは1978年の6月であった。

 

すっかりこの映画を気に入った小学生の三宅は、

3回劇場に足を運んでワクワクしながら観たものである。

 

その3回目は日曜日。

ほとんど満員の劇場で三宅は劇場座席の後方であった。

三宅の座席の後ろには小学1年生くらいの子どもと、

その子の祖母と思われる2人組が座っていた。

 

スターウォーズの公開時は英語字幕のみ。

現在の様に日本語吹き替えバーションなど

親切なものはなかったので、

映画が始まるないなや

その子どもの祖母さんが映画の内容を

やさしく解説し始めたのである。

 

「ロボットが歩いてる」

「お姫様が怖い人に捕まった」

「チャンバラしてる」

 

なんて優しい祖母さんなのだろうと

子ども心に思ったが、

今は劇場で映画鑑賞中である。

ちょっと集中できないンですけど・・・。

 

オマケにラストシーン間際、

戦闘機が宇宙要塞の上で戦闘をはじめると、

 

「ぎゅーん、どどー」

「うぉー、おー、おおー」

「アー、ドカーン!」

 

などとオノマトペ(擬声語)まで表現し出したのである。

最後の最後まで。

せっかくのスターウォーズが

ある意味日本語吹き替えになった瞬間であった。

 

20年以上経っても、

そのときのオノマトペが

いまも三宅の脳内で再生可能。

 

「うぉー、おー、おおー」