院長の「なんていうか」日誌

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アニメのルパンは燃えているか・・・

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アニメ「ルパン三世」は1971年に放送された作品だ。

もともと大人向けに製作されたが、

開始早々に記録的低視聴率を樹立。

 

打ち切りを回避するために

テコ入れのために参加したのが

のちに世界に名を轟かせた『宮崎駿氏』であった。

子どもよりの路線に変更しコミカルなルパンを生み出した。

三宅も大好きである。

しかしその甲斐なく「ルパン三世」は打ち切りに。

 

ところが後年になって

各地で子ども向けに再放送され、

徐々に人気が上がって高視聴率を

取るようになってしまう。

 

そこでテレビ局側が主導して

第2シーズンを製作することになった。

当時の三宅も新作にえらく喜んだ記憶がある。

 

しかし一部の声優以外は製作スタッフと共に降板。

全く別物のルパン三世が世に送り出されたのだ。

 

この第2シーズンで2話だけ

宮崎駿氏が監督を務めた話がある。

そのうちの1つ、

第2シーズン最終話「さらば愛しきルパンよ」は

とても興味深い作品だ。

 

なぜなら「(第2シーズンのルパンは)全部偽物ですよ」

という話の内容だからである。

1作目が本物であとはみなルパンの偽物・・・。

なんという皮肉だろう。

 

ちなみに宮崎演出の2本は

どちらもテレビ局側からダメ出しがなされ、

危うく放送されない恐れがあった。

 

このほど人気投票で歴代ルパン三世(テレビ)のなかで

この最終回が一番人気になって、

あした夜(15日)に再放送だそうである。

ちょっと違った視点でご覧になっては

いかがだろう。