先日家族にこう聞かれた。
「(三宅の)味覚って敏感なの?」
なんという質問か。
考え様によっては『鈍感』を指摘されているのだが、
当然そうは考えない。
「敏感だ!」
そう確信して回答する。
ハチミツはなんの銘柄か味だけでよくわかるし。
しかし30年ほど前に東京で研修医をしている際、
出前で取った中華飯は名だたる『淡白』な味。
医局ドクターの誰もが注文しないのに、
三宅だけ注文して「おいしい、おいしい」と食べて
諸先輩方を驚かせた男である。
なんだかマズい。
いつだったか、
もらったローストビーフが冷蔵庫に残っていたので、
家族に黙って食べちゃったら、
「あれ、傷んでなかった?」と心配されたことも。
ますます微妙である。
自分で思うに、
少々ストライクゾーンが広いところと、
やたら狭いところがある。
そんな三宅の味覚ではないか。
それを証拠に、
自分がダメな食べ物は
微量でも感知して食べるのを止めるのである。
・・・男子小学生のような話だナァ。