クリームブリュレを食べた。
『プリン』とどう違うのかというと
答えに窮する。
フランス出身と思われるこのお菓子の名を訳すと、
『焦がしたクリーム』となるので、
まさに見たままのネーミング。
「ブリュレ」が『焦がした』なのかと思うと、
特別な感じがする。
実際にこのブリュレを買ったお店では、
注文してから厨房で『焦がして』くれるのである。
焦げたカラメルが
このお菓子の最大のドラマである。
最初に口をつけようとすると、
スプーンで割っていいものかどうか迷う。
三宅は『美味しいものは最後まで取っておく派』なので、
極力カラメルを割らないよう、
食べてしまわないようにクリームブリュレを食べていた。
しかしよそ見をした後に
自分のブリュレを見ると、
ごっそりとカラメルがなくなっている・・・。
「あれ、嫌いかと思って」
家族が親切にも三宅がカラメルを
苦手と思って食べてしまったのであった。
ビシャーン。