院長の「なんていうか」日誌

みやけゆう歯科医院のオフィシャルページ

赤毛のアン#3「グリーン・ゲイブルズの朝」(1979年1月21日放送)

手違いから男の子の孤児の代わりに

グリーン・ゲイブルズまで連れてこられた女の子のアンは、

泣き疲れて寝たにも関わらず機嫌よく目が覚めた。

次から次へと空想に思いを寄せるアンに

マリラは呆れるのだが、

次第にアンが何か喋るのを待つようになっている。

 

しかし男の子じゃないアンは孤児院に返さなければならない。

午後になってマリラは馬車でスペンサー夫人の家まで

アンを連れて行くことにした。

出がけにマシュウがマリラに言う。

 

「ジェリー・ブートの奴が今朝来たんで、

 夏の間来てもらうと言っといたよ」

 

マリラはかっとして「兄さんが言い始めたことなんですよ!」

と言って馬車を急発進させた。

 

「さようなら、おじさーん」

 

遠くに聞こえるアンの叫びに、

マシュウは思わず走り出すが

既に馬車は見えなくなっていた・・・。

 

       ◆

 

ストレートにマリラに言えないマシュウが

精一杯にアンを孤児院に帰すのを

止めさせようと絞りだした言葉が

遠回しすぎてマリラの怒りを買うが、

マシュウどころかマリラもアンを好きになってしまっており、

2人の葛藤を示したこの回は

物語の冒頭にして最初のクライマックスを見せた

神回であると思う。

マシュウがアンを追いかけた後の姿を見るたび、

三宅は泣いてしまうのであった。

高畑勲の脚本・演出力はすごい。

 

この話の終わりに

アンはマリラを驚かすことを言うのだが、

この時のマリラの表情は必見。

原作にはないのである。