今朝、息子の登校に
すこしついて行った。
実は学校までついて行きたい
衝動にいつも駆られているのだが、
ここはぐっと堪えているのである。
今から子離れが心配だ。
息子を太い道路で見送る際、
遠くから声がする。
「おーい。」
元気いっぱい手を振る
息子の同級生「Pちゃん」が
声の主だった。
Pちゃんは息子の名前を呼び、
彼女の進む道まで息子を
呼び寄せている。
息子は一端、
別の友人「Bくん」の
家側に進んだが、
さっと、Pちゃんの方向に
小走りを始めた。
その時の息子の心情は
よくわかる。
どんな顔をしていたかは
見えなかったが、
想像に難くない。
やはり、
男は女性を追いかけるものなのだろうか。
逆に男が追われる時代など、
いままであったのだろうか。
三宅は追いかけられた事がない。