院長の「なんていうか」日誌

みやけゆう歯科医院のオフィシャルページ

インフルエンザと歯みがき

全国的な流行をみせる
新型インフルエンザは
その勢いを留める事なく
広がりを見せている。


幸い新型にかかっても
大事に至る場合はかなり
少ない様子なのだが、
それでも怖い事に変わりはない。


来院した子供が
新型インフルエンザにかかった。」
と自慢げに話す子もいて、
マスクと同様に“流行”なのだと
感じる毎日である。




とある関東の介護施設で行われた研究で、
歯科衛生士がある
入所者のグループを
キッチリと口の中を
クリーニングしたら、
それをしなかったグループより
(新型ではない)インフルエンザに
かかる割合が1/10だったという
報告があった。
これはNHKの全国放送でも
何度か紹介されたのでご存知の
方も多いかも知れない。


よって、歯みがきをすると
インフルエンザになり難い・・・
と決めるにはまだ早いのである。
これはまだ十分に検証された訳では
ないと思う。
因って歯医者に聞いても
「ほんと?」って
聞き返されるかも知れないのである。
この施設ではプロフェッショナルな
歯科衛生士がクリーニングを
行っているので
その程度にも因るが
自分で歯みがきをしているだけでは
限界が有るやも知れぬ。



しかし、
口の中がきれいな人に
健康な人が多いと
多くの歯医者は
感じているのではないか。
根拠はないのだが、
歯みがきをする事で
インフルエンザの感染予防に
有効であるかも知れない
可能性がある事に
変わりはなく、
ぜひともこれを読んだ
皆様には試して欲しいのである。




それにしても
真面目な内容だ。
なんていうか、
書いた三宅本人が
ビックリである。