院長の「なんていうか」日誌

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クッキング・パパ



我ながら単純である。
先に紹介した
「玄米せんせいの弁当箱」
という漫画に影響され
ついに料理を作るため
包丁を手にした。


三宅が料理をするのは
10年ぶりである。
その昔、三宅がギョウザを
腕によりをかけ作ったのだが
思ったような味にならなかった。
ところが、
後日家人が作り直した
ギョウザの方が美味しく
ショックを受けたのである。



そんな甘酸っぱい思い出はともかく、
三宅が作ろうとしたのは
青椒肉絲(チンジャオロース)である。
スーパーで材料をそろえ、
「作る」というと家人は
目を丸くしてビックリした。


「まな板は濡らしてから使うのよ。」


という家人の忠告は
有り難かったが、
さすがに一人暮らし
10年の経験を持つ三宅は
それくらい知っているのである。


しかし、豚肉を細切りにするところで
思ったように三宅の手が動かない事が
わかって我ながら
ビックリした。
10年の経験より
10年のブランクの方が
大きいようである。



娘が見るに見かねて
マイ包丁とマイまな板を取り出して
豚肉を切りはじめた。
「いいよ、いいよ。」と
言い終わる前に
娘は豚肉を切り終えた。
小学生の娘の方が
包丁さばきが上手いのである。
これには焦った。
ピーマンもサクサクと
切る娘を見て、
父親の知らないうちに成長
しているものだと感心する。


タケノコは水切りされたものを購入。
それでも料理かと自問するが
まあ堅い事は言いっこなしと
自分で納得。
タケノコを洗う時には
息子も「やらせて」と登場する。



魔法のフライパン


炒める段階に至っては
息子も手伝い、
娘は段取りを考え、
家人は「見ていられない」と
フライパンを握ろうとするし、
三宅家の台所は
「お祭り状態」に
なってしまった。





出来上がりは上の写真である。
まあ、久しぶりにしては
まずまず自己満足できる
一品となった。
もちろん完売したが、
味は先日のお弁当に
入ってたパコジュニアさんの
http://pacojrkitami.blog62.fc2.com/
ものとは比べるべくもなかった。


三宅の味付けは
クックドゥーだし。
http://d.hatena.ne.jp/miyake-yuu/20091130/1259584941



家人は、


「なんか幸せ」


そうつぶやいた。




男の料理も悪くない。