院長の「なんていうか」日誌

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夢の途中


いつだったか曇りの日。
みやけゆう歯科医院に治療に来た
4歳のKちゃんは美人さんである。


麻酔をかけた後、
Kちゃんは「すーっ」と寝てしまい、
診療中はすっかり夢の中であった。


寝ている子どもの
治療は気を遣う。
「起してはいけない」と
親心が働くからで、
細心の注意を払って
治療にあたるのである。
しかし、
口は大きく開けられないし、
横を向いてしまうと
三宅もそれについて
中腰で診療するために
苦しい治療となった。



結局、Kちゃんは
全く目を覚ます事なしに
無事治療を終え、
家に帰っていった。
目が覚めたら家に戻っていて
ビックリしないだろうか。





寝ている子は美しく、
ありがたい。