三宅の子ども達と
いつもの公園で遊んでいると
公園脇に停めた車から
きれいな金髪の少女が
降り立った。
息子たちと同じ遊具に
登った彼女は、
「こんにちは」と
挨拶をしてくる。
他の「日本の」子ども達が
挨拶をしてくる事はない。
三宅の子どもも同じである。
なんていうか・・・。
それ以上金髪の少女は
話しかけてくる事はなかったが、
どうみても
いっしょに遊びたがっていた様に思う。
自分の子ども達に水を向けてもイイかどうか
あれこれ考えているうちに
少女は違う遊具に行ってしまった。
なんだか
すごく大事なものを
逃してしまったように
今も思えてならないが、
考え過ぎだろうか。