［１歳６か月児健診］は
母子保健法で定められた健診である。
もともとは３歳児健診が先行してあったのだが、
３歳の時点で初めて『むし歯予防』を目指しても
既に進行してしまっている事例が多い事を一つの理由として、
この健診が行われるようになったのである。
・・・と歯科学の講義をしてもはじまらないのだが、
今日は北見自治区の「１歳６か月児健診」であった。
毎年１回は三宅の順番がやってくるのだ。
夏休みの時期のためか、
前回の半数ほどの子どもしか健診に来なかったようだ。
もっと子どもを見たかったのに・・・。
今回、驚く事にひとりもむし歯のある子を見なかった。
いままでで初めてである。
統計的には数％の子どもにむし歯がある「はず」であるのだ。
今日は関心の高い母親も多く、
説明にも時間を要した。
もっと話をしたかったぞ。
いい感じだ。
本当にむし歯が減ったのであれば良いのだが。
