お世話になった教授の退任式の会場は
想像通りに豪華なものだった。
三宅が医局員としていた頃から
もう20年経ったのだが、
あの頃と同じ諸先輩と後輩たちが一堂に会して
たいへん懐かしかった。
それにしても同門会の先生方にお会いして、
誰も年齢を感じさせないのには驚かされる。
「あー寄る年波が・・・」というものが全くないのである。
子どもに関する仕事だからであろうか。
1つ上の先輩方が勢揃いし、
1つ下の後輩の代も勢揃いしていた。
三宅の同期は半分しか来なかったのが
少々寂しいところであったが、
たくさんの先生方と話をしていると
思いがけずに自分の歯医者人生を
振り返るようであった。
OK! Gotta move on!