三宅が生まれて初めてハンバーグを食べたのは
1972年の3月であった。
どうして時期がわかるかというと、
小学校の就学前の休みに父親と
食堂で食べたのを覚えているからである。
日本のハンバーグは
明治時代にすでに存在していたのだそうだ。
一般的に食べられるようになったのは、
高度経済成長期の1970年代からだというから、
図らずもハイカラなものを
食べてしまったようである。
父は三宅が食べられずに
丸ごと残すのではないかと思ったようだが、
このとき三宅は全てを完食し父を驚かせた。
流石にどんな味だったか
思い出すことはできない。
多分味は濃くなかったであろう。
思い出せないので、
市内のディア・ウェンゲンさんに行って
ハンバーグを頂戴します。
ハンバーァグ。