昨日の昼休みに
ふと目が合ったのは
スズメの子どもであった。
お互いギョッとした。
スズメアパートの102号室の
子どものようである。
親が心配しているらしく、
「ギャッ、ギャッ」と
シラカバの高い位置から
心配そうに見ている。
カメラを構えて
写真を撮ると口を開ける。
どうやら威嚇しているらしい。
私、大家さんなんだけど。
そう思って半歩近づいたところで
スズメの子はサッと飛び立って
近くの枝に行ってしまった。
よかった、
おぼつかなくても
ちょっとは飛べるようである。
転落事故などを
何回か見たことがあるので、
今回もそうかと思ったが
飛ぶための練習中だった様である。
飛べ、力強く。